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「させていただく」の本来の意味とは

こんにちは!
協会事務局です。

今日は、
日常会話でも、メールの文章でも、
頻繁に使われる表現
「させていただく」
について考えたいと思います。


photoAC わけがわからない.jpg

・・・させていただく

たとえば、あなたが顧客に対して
提案のプレゼンテーションをすることになったとしましょう。

あなたは、たぶん、
いや、きっと、
「本日は、御社の課題解決ということについて、
お話しさせていただきたいと思います」
と、言うにちがいありません。

そして、言いながら、
言いにくい
と思っているはずです。
舌がもつれそうになります。

特に
「・・・ということについて、
お話しさせていただきたいと思います」
という部分。

声に出して読んでみてください。
「し・さ・せ」のサ行が連続している。
言いにくいことこの上なしです。

このように、日頃のプレゼンテーションにおいて、
へりくだった使役動詞を連発していませんか?

「提案させていただきたいと思います」とか、
「検討させていただきたいと思います」。

それに、「もちかえらさせていただいて・・・」に至っては、
ラ行が加わって、しっちゃかめっちゃか。

使役動詞を使ってへりくだるのはやめましょう。
プレゼンテーションでは、聴き手と話し手は対等の関係にあります。
たとえ顧客であっても、あなたは貴重な情報を提供するわけですから、
何も下手から出る必要はありません。

それに、へりくだって使役動詞を遣うと、
聴き手にとっても聴きづらいでしょう。

もちろん、ぞんざいな言葉やタメ口を使ってはいけませんが、
やみくもに尊敬語、謙譲語、丁寧語を乱発するのも問題です。
標準的な言葉を遣いましょう。

たとえば、
「お話しします」、
「提案します」、
「持ち帰って検討します」
など。

その方が発音しやすいし、聴きやすいはずです。

最近は、この「させていただきます」という表現を耳にします。
使役動詞を連発することは、違ったメッセージを聴き手に伝えてしまいます。

「させていただく」は、
「あなたがわたしに"させる"から、"する"」、
そんなニュアンスがあります。

つまり、「させられているから、最終的には自分に責任はない」。
そして、「失敗しても、させた方の責任だ」と、逃げをうつことになります。

あなたは、標準的な表現で、
責任をもってプレゼンテーションで主張しましょう。

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いかがでしたか?
次回のプレゼンのコツもお楽しみに♪

  • 2017年6月12日 10:21